金メダルへのターン!~14:ライバル必殺技編
いよいよと云いますか今頃?と申しますか、
今回は各ライバル選手とその特殊技についてまとめてみたいと思います。
1上
●速水鮎子〓はやみあゆこ・本編の主人公
中央スイミングクラブ所属。
使い技は
◎トビウオ(飛び魚)ターン
番組当初はターン技術が弱かったので
欠点を補う意味で考え出された。
ターンの時、プールの壁を強く蹴り空中を飛ぶ事で水抵抗を無くして距離を稼ぐ技。
※飛び魚とは云うが、元のヒントはショーでジャンプするイルカである。
◎ジャンピングトビウオターン
トビウオターンで着水したあともう一度ジャンプする。(二度目のジャンプの原動力もドルフィンキックが決め手…イルカですな)
◎背面ジャンプ(練習で一度?背面トビウオターンと呼ばれた事あり)
トビウオターンの裏返し版…とでも云いますか、、。
トビウオターンで水平に飛ぶ時、身体の正面や顔は下向きであるが、上向きに飛ぶ。
水中キック時に身体を捻る必要もなく、着水してそのまま背泳が出来る事から
個人メドレーのバタフライから背泳に移る時に使用。
◎二回転トビウオターン
平泳ぎのスピードからではトビウオターンが使えないため、水中で二回転の勢いを付けて壁を蹴る力を増す。
試合では二回転トビウオターンから、ジャンピングトビウオターンの合わせ技も使った。
◎空中回転ターン
背面ジャンプの空中で身体の向きを下向きに捻る。
これにより背泳前に限定される事無くキック時の捻りを省略出来る。
空中回転ターンからジャンピングトビウオターンの再ジャンプをオリンピック代表決定戦で使い、世界新記録を出した。
1下
●海門政美〓かいもんまさみ
港スイミングクラブ (後期は看板表記もカタカナのミナトに変わった)
番組前半の圧倒的強者
◎無呼吸泳法
息継ぎをしないでその時間的ロスを省いた技。
2上
●有田陽子〓ありたようこ
九州南高校水泳部のエース
◎高速ピッチ泳法
…高速なんです(^o^)
2下
●聖園 泉〓みそのいずみ
ミナトスイミングクラブ。海門の後輩。
スキー場で鮎子とぶつかった時に出来た右腿の傷を恨み、鮎子を倒す事に執着する。
◎ローリング泳法
必殺技ではないが
ピッチ泳法の進化形が有田陽子の高速ピッチ泳法であるように
聖園がこの泳法に秀でてた事から渦巻きターンが生まれることになる。
◎渦巻きターン
ターンの時身体を捻る事で渦巻き状の水流を起こし、隣りのコースの選手のターンを妨害する攻撃型の技。
鮎子は番組当初溺れて水恐怖症にかかっているため、精神的にも追い込む事が出来る。
◎無呼吸泳法
身体を壊してコーチとなった海門から受け継いだ。
3上
●日向勝子〓ひゅうがかつこ
どこにも所属せず一匹狼的であったが後に新設のワールドスイミングクラブに入った。
◎ロケットターン
勢い良くターンし、水面を滑るように進む。
3下
●大河マリ〓たいがまり
中央スイミングクラブのメドレー種目のエースであったが、同じ個人メドレーに鮎子が転向して来たため恨みを抱く。
◎ロケットターン
クラブを中央からワールドに移籍し、日向勝子にロケットターンを教わる。
※※※※※
●橋本久子〓はしもとひさこ・通称チャコ(演じるはチャコちゃんシリーズでお馴染み:四方晴美)
九州の剣道少女だったが水泳選手になるため速水家に押し掛ける。
◎トビウオターン
鮎子の義理姉でありコーチである速水理恵によって教えられた。
※※※※※
●ジーナ・バートレー〓(演・ベッキー・ハイランド)
世界トップクラスの米国強豪選手。・お顔は本シリーズ9の演者特撮組:子役編の画像 小倉一郎さんの右手前に映ってるのがジーナ
◎ダイナミック泳法
…と言っても必殺技と云う訳ではなく、
大きく力強いジーナの泳ぎを表現したものと思われる。
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選手と特殊技の総まとめは以上であるが
思い出が一つ。
日向勝子のロケットターン。
その映像作りは選手を勢い良くロープで引っ張ってるであろうと思わせる。(さぞや鼻の穴に水が流れ込んだのではと心配してしまいます。)
それと、同じ絵を別番組でみたんですね。
『探偵!ナイトスクープ』
依頼で、
一流スイマーの泳ぐスピードを体感したい…そんなたぐいだったと思うのですが、
探偵(当時)の松村邦洋さんがプールで、本当にロープで勢い良く引っ張ってもらう体験をされ、その映像が
「これ?!、まるまるロケットターンやがな」
…というさま…!
鼻に水どころか、窒息しないか不安な画像で御座いましたよ。