でこちんの極み

山根青鬼・赤鬼先生

単独作、入れ替わり、合作…と双子の利点を縦横に生かし楽しんでおられる様に見えますが、
更に
競作が加わります。

『でこちん』
合作作品でありながら競作の回があります。
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頁を上下に分けて、同じでこちん世界でありながら別々の話を展開し、
最後は表紙に掲げた同じ場面で結末を迎えると云う…
この遊び心は見事で御座いました。

後年週刊誌時代になって
こち亀で分割話の回があり、
添えられたコピーで「日本初」を謳っているのを見た時は、内心怒りを覚えたものです。
先人の足取りは現役ランナーが思うより深い。