階段落ち~映画「新選組」より

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先日記入した
映画「新選組」1958年
の視聴感想です。



■三大キャラクターの夢の共演…
とは言え、鞍馬天狗の見せ場がもう少し欲しい…

近藤勇月形半平太が温泉につかって話を交わす名シーンがあるのですが、
湯気表現にドライアイスを使ってるので、
ただの池に入って冷たい思いをしてるのではないかと心配になりました。

■そんな二人を見つめる新選組隊士・山崎蒸…
TVなら赤影こと坂口さんの役だが、ここでは赤影の敵ボスも演じた原健策さんだ…

新選組隊士・藤堂平助役に徳大寺伸
私にはTVの原田左之助役が定着してるので微妙にこそばゆい…
(氏は赤影の父役でもある)

小田部道麿さんもいた…配役を見れば話に切りがない

■やっと本題です。
本作の池田屋の階段落ちがインパクトがあったので
もしや福本清三さん??と、疑問が生じたのですが…
時代が違いました。

調べて判明
階段落ちのもう一人の名手?…

あの

有名な

赤影のラスボスであり怪獣であった(ゴアじゃなくて)雷丸の
あの…汐路章さんでした

さてその階段落ちですが

8メートル程の大階段を落下…首の位置しだいでは命に関わる大仕事…
画像を御覧下さい
階段下の床板から更に土間までの落差を一連動作として一気に落ち抜きます。
階段の高さ+地面下までの合計な訳です

いやいやいや~凄い
この凄さゆえか
汐路さんとその階段落ちは後年、階段落ちの名を有名にした映画「蒲田行進曲」のモデルになるのであります。

ちなみに
福本さんの階段落ちはTVの鶴田浩二版「新選組
(なんと土方に栗塚さん、斉藤一役に左右田一平さんだ)

今までTVと云えば栗塚さんの「新選組血風録」「燃えよ剣」しか眼中に無かったので今後の再放送には注意致します。