わたなべ・まさこさんから…つい連想してしまうのが漫画家
わち・さんぺいさんです。
作風は全く違うというのになぜかと云いますと
名前表記が、
かな文字で中に「・」が付いてると云う（写真１）…
まあそんな共通性だけなんですけどね。
※航空隊のご縁※
わちさんと云えば「ナガシマくん」をはじめ【ゆかい漫画】の大家でありながら
航空ものも描かれます（写真２）
きっとご自身が大戦中に実際、航空隊に従軍されていた経験が大きいのでしょう
※「３」のご縁※
ペンネームの三平に「３」が入ってます
出身地の三次市にも「３」
代表作「ナガシマくん」の背番号もそうだし「わんわん航空隊」の主人公の乗る戦闘機にも機体番号らしき「３」がでかでかと書かれていました
作品タイトルも「空の３軍曹」(写真２)や「スリーコッペ」と「３」の数字にご縁がありますね、…これ…おそらく意識されていたのではないでしょうか
※名前のお遊び※
ペンネームの初期表記が「和知三平」
「わち・さんぺい」に落ち着いてからも時々書き方を柔軟にいじって楽しんでおられた形跡が見られます。
（写真３）上はアルファベット表示。（この漫画では英語の通訳が登場するエピソードでした）
下は「さんぺい」の「さん」が「３」になっています。（これは前述の「わんわん航空隊」のものなので、機体番号に合わせたお遊びかと思います。）
またある時は
「わち家さんぺい」と書かれた事もあり
いつもは書かれてない『家』の文字には何の意味があるのか？？…当時、私と近所の子供達とで話題になった事が想い出されます。
「どういう意味やろ？」…
で、年長の意見で渋々落ち着きました…
『屋号やろ？』…そして浮かぶのが
「林家三平」
…（家）のみならず「和知三平」の「三平」も偶然ではない可能性が出て来ました。
…表現の場こそ違えど同じ「笑い」を提供する立場として
活動初期からずっと意識しておられたのかも知れません…解らないですけどね。
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名前の中に「・」の入る作家ではもう一人
「地獄くん」「わんぱくター坊」「ピカドンくん」の
『ムロタニ・ツネ象』さんもおられます。
