校門前の路上販売

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私こと引き老にも小学生の時がありました。
いえ.いまだに気持ちはその時とほぼ変わっていませんが…


そんな時代…小学校から帰る生徒を対象に
校門の前やすぐ横に物売りのおじさんが時々姿を見せたものです。

何を売るかと言いますと

◆砂絵の実演販売◆…
糊をしいた紙の上に色とりどりの砂を取り替えて定着させ、綺麗な絵にしてゆくんですな、
その砂を販売します。
帰宅児童がぞろぞろと入れ替わりつつ、実演絵に見入っては帰ったりラジバンダリ…

◆やどかり売り◆
生き物のヤドカリです。
金属洗面器やバケツをいくつも並べ
中にはヤドカリが沢山います。
子供達は好きな模様や形のヤドカリを選んで買えます。

◆手品用具の実演販売◆
…といってもごく簡単で玩具的なもの

おじさんが商品のノートを子供達に、パラパラッと 流しめくりして見せる。
中は何も書かれていずに白い、
同じノートをもう一度パラパラすると中には簡単な文字が書かれているって…

飴細工◆…帰宅の道中半ばで見掛けたことがありました。これは素晴らしい

※※※まあそれらの路上販売は子供にとっては賑やかし的な意味で楽しかったような気がします。

そうそう
校門前は販売だけとは限りません。

宣伝用チラシ配布の場合もあります。

ある時、配っていた紙は
テレビの新番組の広告でした。
当時の事ですから、紙はカラー印刷ではなく、紙の色が薄黄色いもので…
そこには
番組のタイトル。放送開始日時、提供会社名…。
主題歌の歌詞や楽譜が主人公の顔などと共に印刷されていました。

それを貰って帰った私は
家の壁に押しピン(当時ですから)で貼り、楽しんだもので
不二家の応募で貰ったオバQの絵はがきと共に
かれこれ20代か30代の齢を数えるまで長く貼っておりました。



その番組が始まったのが、
1959年6月3日…54年前の今日
七色仮面』の始まった日なのでございます。