今日は大晦日
玄関回りの掃除をしてしめ飾りを付けました。
掃除と云うのは、しだすと切りがありません
『よっしゃ!今日はこれくらいにしといたろ』
吉本のギャグは結構人生の的を射ています。
さて
私の生まれ育ちが町屋だと以前にも書きましたね
晦日の夜
貧乏長屋で寝床に入ると、
お寺が多い町でしたから、まだ12時になる前から
除夜の鐘の音があちこちから聴こえて来たものです。
ゴォ~~ン…カゥ~~ン、ガィ~~ン…クヮアァ~~ン…
電気を消した暗い部屋、枕ごしに時間差で四方から聴こえてくる…個性を競うような鐘の音を聴きながら眠りにつきました。
そうなんです
鐘の音は十鐘十色
順に聴こえる様だったのは音が重ならないように意図されていたのでしょうかねえ…
今の住まいはそれが聴けなくて寂しい思いをしています。
それでは皆様…どうぞよいお年を。
※※※(画像は昭和のゆかい漫画『ナガシマくん』より大晦日風景:餅つき、大掃除、年越し蕎麦)