手塚作品の引用例が続いたので
今回は
「親指アトム」が与えた?かもし知れない例をば少し…。
親指アトムとは
アトムが両足を溶かされて動けなくなります。
そこで下心を持ったフーラー博士登場
アトムの代わりに行動出来る体として渡したのが親指アトムです。
親指アトムは動けないアトムの身体の代理、アトムの心が入り込んで行動出来るのです。
ただ、憑依?した身体は本体のサイズとかなり違います。
…思い当たりません?
これ、
3D映画で話題となったあの『アバター』の様ではありませんか!!
親指アトムが空を飛ぶ方法、、、
頭の上でプロペラが回ってる様に描かれています
はい
タケコプターですね。
※※※
どちらの例も「親指アトム」から発想を得たかどうかは定かではありません
たまたまなのかも知れませんが、親指アトムが先人であるとは云えましょう。
親指アトムは商品化もされました。
当時の連載誌の通販商品で
連載作品から人形として発売されたのは
アトムの他には鉄人と矢車剣之助くらいではなかったでしょうか、
値段も連載誌よりも高く、当時の子供には少し贅沢品の感がありました。
何が云いたいかと申しますと
親指アトムは破格の扱いだったのです。
アトム全シリーズ中のたった1エピソードの、
そのまた部分的にしか登場してない親指アトムが、、です。
皆さんも親指アトムを忘れないであげてね