四貫目~猿のいる漫画風景
猿のいる漫画風景
「猿」と云って白土漫画でもう一人思い出す忍者がいます。
●『四貫目』
月刊「少年」増刊号掲載・短編作品
正体不明の凄腕伊賀忍者・四貫目
本編では、
前回にふれたあの、猿飛忍群の一人が倒される。
そして一匹の猿が死んだ。
エンディング文
【ここに四貫目の正体の一部があきらかとなった。…
犬に忍法的訓練をしこみ
これを忍犬とよぶならば
四貫目のかっていた猿は忍猿とでもいうか!】
つまり
本作では忍猿使いの一面を見せた訳であるが
四貫目は他に幾つもの作品に出演が
あるにもかかわらず猿使いの一面は特に見せてはいない。
『サスケ』においても
サスケに力の差を見せておきながら
殺すわけでもなく、むしろサスケを鍛えるような形で出演している。
『大摩のガロ』や『ワタリ』
(ワタリでの出演はどうも手塚スターシステム的に割り振られた役に過ぎないように思えはしますが)
いずれにしても猿を強く押し出してはいない。
かつ、
強いのだ。
つまり猿の存在等、多くの持ち術の一つに過ぎず、
四貫目の正体に迫る程のものとは思えないのだが、、
…如何に??
…とまあ、
つい、脱線してしまいましたが
作品『四貫目』では猿がキーパーソンであることに間違いありません。