昨1月27日
声優の永井一郎さんが亡くなられた報道に驚きを感じた方も少なくないかと思います。
代表作に
「サザエさん」の波平さん
「宇宙戦艦ヤマト」の佐渡酒造
「ＹＡＷＡＲＡ！」の猪熊滋悟郎
「じゃりん子チエ」の小鉄
「うる星やつら」の錯乱坊…等
…と
報じられますが
世代的には西部劇
『ローハイド』のウィッシュボン（画像１）役ですよねえ
『ローハイド』は大量の牛を運ぶカウボーイ達の話で、ウイッシュボンはその輸送隊のコックです。（加えて病人の治療や生活全般の世話人でもあります。）
料理…あの、金属製の食器に盛られた豆料理の味を一度は賞味したいと思ったのは私だけでしょうか？
さてそのウィッシュボン…設定年齢が推測65歳前後ながら、演じた方は番組スタート時に41歳と云う若さ、…20歳以上の老け役だったのですが、
声を担当した永井さんに至っては28歳（倍以上の37歳差？）と云う驚きの老け役で御座いました。
西部劇ブームの最中
1961年には『ララミー牧場』のジェス、『モーガン警部』のモーガン警部役の方が相次いで来日しました
その翌年に『ローハイド』の主要出演者三人も来日しました。
飛行機のタラップから降りて最初に日本の地を踏んだのがウィッシュボンだったようです。（画像２）
ジェス役のロバート・フラーには声を当てた久松保夫さんが出迎えてる映像を見たことがありますが
ローハイドの場合はどうだったのでしょうね？
すっかりローハイド話になりましたが
昨日訃報を知った時…
ヤマトの沖田艦長の死に気付き、愕然としながらも直立し、黙祷する(永井さん演じる)佐渡先生の姿が
私の心情と重なりました
黙祷。
