新書判コミックス誕生

百円コミックスは漫画本革命を成しえなかったのですが

成功したと云えそうな例が、
新書判コミックスの誕生。

それまでの単行本と云えば、ハードカバーや少ない発行部数から、本屋さんに流通も少なく、価格もはり、高嶺の花的な存在でした。
買うには小使いの足りない子供達は…貸本屋さんのおかげでかろうじて読む事が出来た…そんな時代でした。


そんな状況を打破したのが、新書判の誕生ではないでしょうか…

経済成長の追い風もありましょうが、
誕生するや、たちまち茶の間に、子供部屋に浸透しました。今では、単行本と云えばコミックスの事を思う時代になりましたね。
手軽に入手出来る事、それまでなかった新書判という小さい判での発行は画期的でした。

その利点と引き換えに、個人的に一つ不満が…
画面が小さい事です。掲載時の画面演出や迫力が、かつて無いまでの画像の縮小と運命を共にしてないかと…思うのです。


…で、
これまで画像貼りで言ってきた
「総集編が好き」
…ってところに繋がるんですな、私の中で。