『探偵クリちゃん』でした。
金田光二さんの作品です。
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この回の事件にはロボットが登場…
二枚目画像の大塚署長系の方が ロボットと聴くや、すぐさま「鉄人」と言い直してるところが凄い!!
三枚目画像 ロボットが敷島邸を襲うのが『鉄人28号』の導入部ですが
こちらの鉄人Hは銀行を襲うのですね
その名も 手塚銀行!?
当時のいろんな要素を組み込んでいて面白いです。
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金田さん自体は画像から受け取れるかと思いますが、手塚系の作家さんです。
しかし、別名義で『イガグリくん』の引き継ぎ作者でもあり、『五郎の冒険』をリライトした『冒険飛行』を描いたりと【画風の七色仮面】ぶりが見事な作家さんでもあります。
ここで注意すべきは、ただ器用…と云うだけではなく
『イガグリくん』『五郎の冒険』や横山調忍者漫画を描ける…って事は
手塚治虫の二大ライバルである福井英一、横山光輝を 手塚治虫調と共に漫画界の頂点全てを守備範囲に収めていると云う事!
更に 他の作風でも作品を発表しているのですから
ある意味【見えない大物】の一人と言っても良いのではないでしょうか。