50年目の『おてんば天使』【後編】

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横山光輝先生の漫画で
『おてんば天使』と云う名作があります。

月刊「りぼん」に1959年から1962年に連載された人気漫画です

人気作品ゆえ、増刊号に本編とは別の短編や、本編のその後を描いた短編も描かれたそうです。

さらには数年後、
学年誌に【名作マンガ】として長谷川一さんの絵によってリライト(?)漫画が連載されました。(2は「小学五年生」1966年新年号)


さて、話は少し戻りますが
先生による本編連載中の1961年にはテレビドラマ化もされました。

ドラマでの「おてんば天使」ことエミちゃんを演じたのが、連載誌(前回3参照)の表紙モデルでもあった
浅野寿々子ちゃんなのです。

お父さん役は、関口宏の実父である佐野周二がつとめています。

残念な事にこのドラマ…私は観た記憶がないんです
主題歌の存在も噂すらききません。

なので、今の寿々子さんでも何らかの資料は持っておられるのではないか、取材が出来ないものかと横山ファン魂が疼くのでありますよ…。

幾つもの名作が世間の片隅に忘れ去られて行くのが世の常ですからねえ…


そんな事を思うと、50年目のおてんば天使との再会はちょっとほろ苦い味なのかなあ…。