七色仮面

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七色仮面について書き込みが途絶えてるぞ…

一昨日の日記はそんなお告げのような気がして本日は七色仮面です。


先日も書きましたが、七色仮面のマスクデザインや造形師さんの名前を明らかにしてヒーロー・特撮史に残して欲しいのです。

マスク造形は絶品
仮面でありながらその鼻・口・頬の形状を人間のそれと変わらないもので表し、表情や光沢から仏像を思わす仕上がりになっています。

その名工ぶりは
多くの名だたるガレージキットやフィギュアの造形師さんをもってしても、完全な再現を今にゆるさない…如何に凄い仕事であったかと知らしめます。
なまじマスクが人間顔なだけに、再現の為のハードルが非常に高いのです。
 
…個人的にはビリケン(メーカー名)製の立像フィギュアが一番近いかと思うのですが、全身像なので、一度マスクとして挑戦して欲しいです

他の一般商品では人相と表情が似ない…名も無き処の製品等では
顔立ちに敵である「レッドジャガー」の風貌が混じってそうなものまでありました。

話がホビーにそれましたが
それだけ
当時の東映の造形は良かった…
七色仮面、キングローズ、スリーエースのデザイン、
遡って、劇場版「月光仮面」のどくろ仮面のどくろマスク等々
魅力的な仮面造形は一級品でした。

これが「仮面ライダー」時代になると、同じ東映とは云え、違う質感になり、
主力スタッフの社内代謝が進んだかに見えます。

ただ、
資料情報は60年代のモノクロヒーロー時代が圧倒的に欠落しています。

いろんな面で名作の七色仮面を忘れては文化の損失だと思うのですが。