怪奇大作戦vs少年ジェット

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怪奇大作戦・殺人回路」

絵から抜け出て人を殺す美女ダイアナ…
その先輩と云いますか、元ネタと云いますか、パクり先と云いますか…

『少年ジェット』(1960年)
 
「狂った画家」の巻で、やはり絵から抜け出るフラワーを…殺人回路を見るたびに、嫌がおうでも思い出すので御座います。

怪奇大作戦」の様な殺人トリックが主構造ではないところが「少年ジェット」。


…災いをもたらすと言われる宝石「ブラッドルビー」の争奪をベースに

愛妻フラワーを殺された画家、町須狂峯(まちす.きょうほう)の復讐劇をからめて展開する話は
フラワー、町須狂峯、宿敵の怪盗ブラック・デビル、迷探偵頓田紋太、麻薬密輸一味、ジェットと荒川課長…等々、様々な立場での思惑が絡み合い…三つ巴は当たり前、四つ巴、五つ巴の攻防が「少年ジェット」の本領…ここでもそのお家芸は健在だ。
その展開を堪能するが良かろう…と言わんばかりにジェットワールドを魅せてくれます。


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絵から出ては妖しき力で人を襲うフラワー

大詰め、ブラック・デビル対フラワー

最後はお約束のミラクルボイスで決着です。