忍者ナガレボシ
●『ゼロゼロ指令 忍者ナガレボシ』
月刊「少年ブック」に連載(1963~64)された石森章太郎作品です。
◎さて、
忍者ハットリくんの途中でスパイものが扱われた例とは逆パターンが本作であります。
スパイ漫画として連載されていながら
途中から忍者を登場させたのです。
このエピソード、
登場させた…から作品のメインに膨らみ
本来の「ゼロゼロ指令」のロゴが小さく追いやられ「忍者ナガレボシ」の文字が作品名のような大きさに変わって行った…
元々の予告では「忍者よみがえる」と書かれていますが、最終的には
「忍者ナガレボシ」なんです
その訳は読めば納得できる、、、、
お話はと云いますと
※山中で、忍者の一団が
永き眠りから現代に目を覚ます。
彼らは怨敵であった一族の子孫を殺すために動き出す、、
忍者ナガレボシとは目覚めた忍者の中の一人です。
そして彼の名がタイトルになる意味とは?、
彼の存在が、この事件の全て…根幹をなしているのであります。
事件は忍者の殺人から新たな局面へと発展していきます。
さあもう
頁をめくる手がとまらない。