太陽の刺射・鉄人28号

新長田駅を降りて少し歩いたところに
鉄人モニュメントがあります。

先日も記念写真をとる人がいて、相変わらずの人気…。
建設当初だけの一過性人気でなかった事に安心しました。



変わらない…

そう感じて見上げた鉄人は…少し違ったような違わないような…

気のせいかも知れないけれど…

鉄人の体表を成す各鉄板の合わせ部分の筋が前よりはっきりして来たような…
いや、
気のせいだとは思うのですがね…

継ぎ目が見えるって事は、
鉄板パーツに付けられていた体表の丸みが、経年劣化と言いますか、揺れ戻りと言いますか…
加工されたカーブが緩んで来たって事はないんでしょうか

いや、気のせいだとは思うのですよ

緩むなんてないですよね、
建設から三年弱…
その間、雨ざらし
って云うより太陽にさらされっぱなしで
夏など、熱射地獄で体表の鉄板はどのくらい加熱されるのでしょう…

あ、単なる老婆心に過ぎませんからね、

もしも、この先加熱揺り戻しが進んで、鉄板が元の平たさに近付いて行くとしたら…
平版と継ぎ目線で立体を保つ、
「魔神ガロン」や石膏像の「アグリッパ」みたいになりはしないか…

あ、…いや、
只の世迷い言ですからね、洒落ですやん洒落

そうそう、
平板加工じゃなく、鋳型成形なら何の問題もありません、
やはり、私の戯れ言で御座るよ。

…とはいえ
鉄である以上は膨張率から逃れる事は出来ませんけどね…

あ、だから、
気の迷いですよ。
酒の肴話として…真剣に苦情なんか書かないで下さいね。


今年もまた暑い夏が来ます。
日傘ひとつ無く、太陽の熱射にさらされるんですよね…
太陽の刺射に耐える太陽の使者

だから!、洒落ですよ、駄洒落





(気になって鉄人プロジェクトのホームページをみると
『装甲板の切り出し、3D曲げ加工、溶接…』
と、作業進行を紹介していました。