●「月光仮面」少年クラブ連載
竜からのバトン…?
月光仮面は「竜」ではありませんが…そう
悪人が「ドラゴンの牙」っていうんです~
この「ドラゴンの牙の巻」が
1959年11月から連載された時、テレビ番組は既に7月で終了していたのでドラマ化はされていません。
だからかどうか?
絵を担当していた桑田次郎さんは多忙を理由にドラゴンの牙の巻の途中から作画を弟子の楠高治氏にバトンタッチしてしまいます。
番組終了、作家交代…
本エピソードは二つの面で不遇でした。
後に「遊星仮面」のヒットを得る楠さんとはいえ、似て異なる絵柄は読者にとってかなりの落差として映りました。
ドラゴンの牙のマスクデザインもつい魅力薄に思えてしまったもの…。
これが、
ドラマ化されていれば少しは違った印象になっていたかも知れない…と、思うと
惜しい気はしています…。