三丁目の夕日~その深き溝
●映画『三丁目の夕日'64』
一昨日、
大人気シリーズ、地上波放送の登場です。
これを受け、ネット界のブログ記事でも内容について多くの称賛がよせられています。
ただ…
私は原作のファンでして
前二作も好感が持てなかったので、今回も昨年の劇場公開から期待はしてなかったのですが
本作も「やはり」と云うか、いっそうと云いますか
観ていて…引いてしまう自分がいたので御座います。
逆に
私が原作を読まずに視ているドラマ
『ビブリア古書堂の事件手帖』
も
原作ファンにはひんしゅくの声も少なくありません。
昔から
映像作品と原作作品の間には、深い深い溝が落ちているので御座います。
なので
視聴者の立場としては、映像作品をとるか、原作作品をとるか、別物として割り切りの上で二作共みるか
…と云う選択肢を強いられて来てるので御座います。
鉄腕アトムのように
映像製作者と原作者が同一人物…あるいはそれと同等の志しを持つ製作者が一握りでも出て来てくれれば
少しは、変わった風景が見られるのではないか、と思うのですがねえ…。