さいとうたかをも隠密剣士
●『バックミラーに忍びの者』
さいとう たかを作の貸本作品です。
さいとう作品にたびたび見られる「◯◯屋」業…。
…本作の主人公はボディーガード屋さん。
で、、
山深い中にある大きな旧家の当主が忍者に命を狙われているからと、ボディーガードの依頼がきた。
現代の世に現れると云う忍者の謎とは?
しかも屋敷の住人は怪しい人物ばかりだった。
そして画像3
台詞の中で『隠密剣士』の名前が語られます。
それは唐突に、かつ『隠密剣士』がごく当たり前に存在するものとして、、。
国民なら誰もが知り、認知されてる前提で語られるのである。
実際に『隠密剣士』と『伊賀の影丸』で
世は忍者ブームに浸ってましたからねぇ…。
本作もその忍者ブームに起因する発案だったことが容易に見て取れます。
どうです?
私 引き老が路地を駆け、手裏剣を飛ばして遊んでいた事も、さいとうさんと同じ土俵に立っていたと判ればあながち否定も出来ないでしょう?
へ?…一緒にするな?
てへっ