西遊記~猿のいる漫画風景

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猿のいる漫画風景


今回は御大手塚作品から
●『西遊記』の出番です

画像1をご覧下さい。
これは月刊「少年」の付録本『ロボット一家』1960/12月号
の裏表紙です。

同社から出版している単行本ゆえ
広告をしている訳ですが、
その裏面(画像2)でも宣伝。都合2頁をさいて力が入っています。
【大評判の東映のマンガ映画「西遊記」はこの本をもとにして作ったものです】
と、書かれています。

私は西遊記の連載を知らないですが
この広告の悟空の顔に惹かれたのですな。
丸みのあるタッチ、、、これぞ60年代手塚タッチの王道とでも言いますか!


その顔部をよく見ると、
悟空の顔でカーボン遊びをしているのですな。

カーボン遊びとは
カーボン紙を好きな絵の下に引き、絵の上からペン等で力を入れてなぞると
カーボンの下に引いた紙に絵が移し取れるというもの。

普通、ボールペンか鉛筆でなぞると元絵がなぞった線で汚れるのですが
この悟空の顔は汚れていません。
筆圧の凹みは見られるので、ペンで汚さないよう配慮したのでしょう。
やるな!!過去の私。

でも
両面カーボンだったため、裏表紙の裏面には、うっすら悟空の顔が浮き出ています。
完璧主義なわりに穴だらけな私です。

さて問題です、
このカーボン遊びに当時の私は鉛筆の代わりに何を使ったのでしょうか?

チッチッチッチッ、、、

ジャジャンッ!
答え
私も記憶が消えてるのですが、
推測するに爪楊枝の可能性が高いかと