はやぶさ号西へ行く

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鳥連想10~はやぶさ繋がり4

はやぶさ号西へ行く』
藤子不二雄(A)
「小学三年生」1958年11月号ふろく


お話は
主人公シン一君が東京駅に向かう場面から始まります。
駅には
初運転直前の特急こだま号の姿が。
東京中の学校から抽選でシン一君の学校が初運転の招待に選ばれ、修学旅行が始まろうとしていたのです。
窓が開かないのは車内温度を安定するため二重窓になってる事などの説明が先生の口を借りてなされたり、
座席が回転して反対方向に向けれる様子が紹介されます。
当時としては最先端設備で、これをみて私は回転座席って凄いと思ったものです。
ここで発表年に注目、ふろくの1958年11月号は本当にこだまが運行開始した月なんですね。もちろん新幹線はまだありません。
なので、東京-大阪間が特急で七時間半かかってたのが六時間五十分で行ける、と誇らしげに説明されます。

さて
こだま号の座席についたシン一君の回想…。
以前、蒸気機関車はやぶさ号に乗って大阪へ向かう車中で巻き込まれた事件が本題です。

シン一という名前
ギャングに襲われた銀行名がトキワ銀行
ギャングの顔が石森章太郎
…と、トキワ荘の時代臭がプンプンして懐かしくなります。