左右田一平さんにお別れを

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俳優、左右田一平さんが2月10日に亡くなられた。

1965年から70年にかけて
栗塚 旭さん、島田順司さんらと共に幕末が舞台の時代劇を盛り立てた…
私はこの三人を幕末トリオと呼んでいます。
船橋 元さんを入れると幕末カルテット?

その濃~い5年間の作品は以下のとおり。

新選組血風録(1965)
■われら九人の戦鬼(1966)
■俺は用心棒(1967)
■帰って来た用心棒(1968)
■天を斬る(1969)
燃えよ剣(1970)


なかでも象徴的なのは新選組もので、
土方歳三役の栗塚旭沖田総司の島田順司、斎藤 一の左右田一平近藤勇船橋元…この役どころは実にはまり役でした。

実は左右田さんが亡くなられて、記事化が今頃迄遅くなったのは
没後に
新選組血風録」と「燃えよ剣」の新選組ビデオを取り出して
それぞれ何話も観直していたからなのです(つい観てしまった)。

このニ作品…他の三人は同じ役なのですが
左右田さんだけ
前者が斎藤一役(1)で、後者では「裏通り先生」と呼ばれる土方達と馴染みの医者(2左)に代わります。
…これは

左右田さんの持ち味を生かした役設定と、斎藤役の時は出演話数が限られていたのに対し、毎回の出演を可能にする意図が推測されます。

ただ、
斎藤役なら出来たエピソード主役のように、深く描かれる機会も引き換えにしてしまった感もあります。

観直してると
左右田さんの斎藤 一…
良いんですよ~♪
これとて充分に氏の味は出てるし…
氏によって斎藤一の名を世間へ押し上げた功労もあるんじゃないですかねぇ…

放送時以後、長らく
新選組ブームとか、沖田総司ブームのような現象が静かに深く根付いた感もあります。
幕末トリオよ永遠に



※※※
3は
「隠密剣士」での左右田さん。
左右田さんって、阪神タイガースの藤井捕手に似てると思ってたのですが、
この
吉本のフットボールアワーの…ノンちゃんにも似てるかも