看護婦物語

1960年代はじめ…沢山の外国番組が放送されていました


ドラマと云うものが翼を持ち、更なる羽ばたきを感じさせた時代…
西部劇でも探偵ものでもないドラマが現れました。



●『ベン・ケーシー』(本国1961~66)

医者が主人公のドラマでした。

これが大ヒット。…
ブームとなり、内外のメディアでも医療ものの後追いドラマが多く排出される事になりました。
(※ちばてつや漫画の『ハチのす大将』もこの時期の流れで描かれています。
その後、日本でも医療現場を扱った番組が多く作られ、今ではすっかり定着してるのはご存じの通り…。)

で…ベン・ケーシーの後に続いたのが
●『ドクター・キルデア』(1961~66)

そして
●『看護婦物語』(1962)です


この
三大医療ドラマで
医療現場の主な職種が出揃う事になりました。

ベン・ケーシが医師(…脳外科医)

ドクター・キルデアがインターン(…研修医の前身)

看護婦物語が看護婦(…今なら看護師)

主人公のそれぞれの立場や目線で問題を見つめる事となります。


人気ゆえ
70年代には
『帰ってきたベン・ケーシー』や『ヤングドクター・キルデア』
なんてドラマも作られたようで

『ヤングドクター・キルデア』にはかつて『看護婦物語』の主役の一人・ゲイル・ルーカスを演じたジナ・ベシューンもゲスト出演してるようです。
いっそ
医療ドラマ三羽烏の三人が、役柄そのままに一つのドラマで共演するって特番もアリかと思いました。


その
ジナ・ベシューンが昨年亡くなっていた事を今回の下調べ中に知り、
少しショックを受けました。
かの番組で抜擢されたのが17歳だそうで、亡くなったのがまだ66歳の若さ…
(…ひき逃げ事故だとか?)
女優、声優、アシスタント、画家として活躍された松任谷国子さんが亡くなったと知った時もですが…訃報とは辛いもので御座います。


なので、
今回は画像で彼女を偲びたいと思います。
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アーメン