●漫画ブック

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前回…増刊号の画像は
看板漫画が「0戦レッド」で、付録に「0戦セット」…
駄洒落ではないと思いますが、


夏休み増刊号は発行会社によって
特色を駆使し、企画力の見せどころでもあります。


鉄人やアトムの連載でお馴染みの「少年」誌は
夏休み増刊号を「スリラーブック」
お正月増刊号を「探偵ブック」
と位置付けていました。


企画の張り合いとは逆に、各誌ほぼ共通だったのが
別冊付録漫画…
●「漫画(まんが)ブック」と称した一冊の分厚い本です。

普段なら作品ごとの本が何冊も付くのですが
増刊号では幾つもの作品を集めた合本形式が一般的でした。

手間と経費削減目的だったのでしょうが
沢山の楽しさが詰まってるようでもあり、貸本漫画誌のようでもあり、
これはこれで魅力がありました。


普段の連載陣では読めない作家の読み切りが…
普段の人気連載作の外伝的活躍が読み切りで…と、楽しみどころがいつも以上に存在…

※ところが例外的に…〈少年ブック2月号へつづく〉っていうケースに当たった事があり
…こ、この卑怯ものめが~っ!!
って思った事もありましたな…

「鉄人28号」のロビー編も増刊号から始まりましたが
そこは読み切りとして誠実にまとめあげています。


こういった連載と絡みのない読み切りの場合
単行本に未収録…取り残されるケースが出てるのが残念な点で

七色仮面」や「シルバー・クロス」に
この目が出てるようです。

そうそう
増刊号だけの連作シリーズなんてのも見逃せません 。


てことで
増刊号は…夏休みのお楽しみ!魅力満載アイランドで御座いました。