●『名馬フリッカ』
月刊「少年ブック」連載・浜 慎二(え)1961
アメリカ西部劇ドラマ華やかなりし頃の同名番組のコミカライズです。
フリッカの名は「名馬フューリー(スーパーフューリー)」と共に名馬ドラマとして世代の記憶に残されています。
●さて、本号のお話は
流れ者のジェドとスチブンス。
ジェドは知りあったケン少年(主人公)の牧場で働く話を受け、かたぎの暮らしに入る意を固める。
が、ジェドには雑貨屋の主人を殺した疑いがかかる。
ケンやフリッカの協力を得て真犯人の元へたどりつくジェド。
雑貨屋を殺しジェドに嫌疑が掛かるよう仕組んだのはスチブンスだった。
逃走しようとしたスチブンスだがフリッカによって足の自由を奪われた。それでもスチブンスに銃を向けられて危機のジェド…。危機を知らせるフリッカのいななきで 駆け付けたケンの父によってスチブンスの銃は撃ち落とされ、ジェドの無実も証明されました。
※
漫画を担当された浜 慎二さんと云うと、どうしてもホラーを意識してしまいますが、
今回読み直してみて、爽やかで絵もしっかりした力を感じました。
あらためて古い漫画を見る機会が増えればいいなと思います。
