GREEコメントで少年ロケット部隊員の話題が出たので
当時の読者以外の方にも解る様に少しおさらいです。
●『少年ロケット部隊』は
1960~63年にかけて集英社の月刊「日の丸」誌に連載された漫画で
同誌の看板漫画であることから、
読者サービスと販売促進を兼ねて
作品のロケット部隊を模した、編集部主体の読者対象とする、隊員制度を作ったものです。
読者は隊員になることで
漫画の主人公たちと同じ立場として参加している一体感を味わう事ができました。
当時の雑誌を見ていると、
いわゆる登録だけのファンクラブ組織とは違い、
(一部とは思いますが)航空機の見学や実際に乗せてもらったりするイベントがあったり、
表彰があったり
地域責任者をおいて地域で交流活動したり
雑誌にはロケット隊員の紙面があり、各地の隊員レポート報告が発表されたり、
と…なかなか、力が入っています。
隊員バッジがあり、愛読期間によって、新しい昇格バッジを貰えたりしますので、イベントやレポートに参加出来ない読者にとっても、バッジが増える事は楽しみだったでしょう。
当時…私の同級生の上田君がこのバッジをクラスで見せていたのを思い出します。
彼は今も、バッジを持っていますかねえ
たまたま
今日、彼の実家の前を通りがかったのですが、
玄関先で
お父上らしき方が、どなたかと話しておられる姿をお見掛けしました。
アラカン世代の父上ですから、戦中派世代でしょう…
お元気そうでなによりです。
さて、
少年ロケット隊員は10万人以上の登録があったそうです。
参加という行動は…作品ファンの氷山の一角でしょうから
私の様な非参加タイプも加えた「少年ロケット部隊」のファン総数たるや、いったいどれくらいに昇るのか…
凄い作品では御座います。