コートにかけるサインはV

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●「コートにかける青春」


東宝作品らしく、多彩な必殺技(特殊技)が繰り出されました。

一例をあげると
●Vカット
●空中Vカット
●Vローリング
●ニューローリング
●ローリングフラッシュ
…他
正式に名前が無いものも多数ありです。

主人公が使う、Vカットやニューローリング等の技の基本は、
打ったボールの軌道あるいはバウンドが変化するものなんですが、
対戦相手にもいろんな技があり、厚みをもたらしています。



●ボールがネット上を横滑りする…
「サインはV」では、相手チームのブロックの手のひら並びを、打ったボールが跳ね返らずに横滑りしたんじゃなかったでした?


●魔の三段変化サーブ
「サインはV」で云うところの『稲妻落とし』で…
稲妻形にボールが動く画像処理も全く同じです。
打つ前に後ろ向きになるのも同じで…


●空中交差攻撃
ご存じ『魔のX攻撃』そのままです。
「サインはV」の最終決戦では、相手チームの攻撃として使われますが、
「コートにかける青春」でも、相手チームの攻撃として描かれます。
プレイとしての設定も同じなら
主人公が一人ジャンプで破る方法までそのまま同じです。

これらの技を実際にテレビ画面で見ていると…絵作りやカット割り、音楽に至るまで
…サインはVのテニス版として徹底再現してる印象を受けました。

普通、他の作品のものを使うには制限がかかりそうなものですが、
そこは、同じ会社であり、脚本や監督も共通するだけに、制約を受ける心配がない…
後発番組であり、スポコンドラマの人気があるうちに、
球技技の集大成を撮っておこうではないか
…そう意図されたかどうかは判りませんが
技自体に必要のない「後ろ向き」まで再現したり、X攻撃の使用に際して、破り方を変えるアレンジを加えるでもなく、その面まで忠実に再現したところを見るに
もう
パクリとか二次使用とかのレベルではなく
スポコンファンに捧げる『完全なるファンサービス』だと捉えたくなるのは…贔屓目過ぎでしょうかねえ?





(え?…ただの手抜きだって?…フフフ…君は運がいい…
この件は聞かなかった事にしておこう。