魔球が消える仕組み

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消える魔球…

それは魔球漫画の花形として幾つもの作品で描かれて来ました。

今回は、作中で説明された消える仕組みを
大リーグボール以前の作品から古い順に見てみましょう。



「ちかいの魔球」より【第三の魔球】

新魔球を打たれた二宮投手は第三の魔球を模索していた時、魚のバネのような動きで一瞬に移動する姿が、消えたかに見えるさまを、ボールの動きに与えられれば…と思い付く。(1)
作中ではこれ以上の説明はなく、ボールがどう動くのかは不明でした。


『九番打者』より【スモーク快球】

投げた球が投手の後ろを回ってから捕手の位置まで到達すると云う、かなりの荒業でした。(2)

惑星探査衛星の周回軌道のようです、ボイジャー快球って名でも良さそうな…

『0の熱球』より、特に固有名詞はないのですが…【消える魔球】

3)のように
打者の手前で急上昇し、「0」を描くようにして元の軌道に戻るもの…

急な変化で打者には消えたように見えるのだそうです。



※※※
「消える」…と云う事は大変なこと…。現実に対する挑戦でもあります。そのためのアイディアを苦心してひねり出す作家(あるいは編集者)のあくなき挑戦魂に乾杯そして感謝です。

また、他にも巨人の星以外で消える魔球の漫画があれば是非教えていただきたいと思っておりますので、ドゾよろしくです。