シャイアン~その2

【承前 西部劇ブーム シャイアンその2】

テレビ西部劇『シャイアン』の主役クリント・ウォーカー氏が亡くなり、西部劇ブームを懐かしんで西部劇タイトルを列挙して早くもひと月が過ぎてしまいました。
今回は『シャイアン』に絞った私的想い出をば。



■正直申しますと『シャイアン』放送初期は観てなかったのです。

それとは別に
『ブロンコ』という西部劇があって、こちらはまずまず観ていました。

ところがある日、来週から『ブロンコ』と『シャイアン』を週替わりで放送します…ってお知らせが。
いわゆる“替わりべんたん”ってやつです。
タイトルも『ブロンコ・シャイアン』

これは驚きました。

日本のドラマでこんな例は記憶にありません。

思えば
『サンセット77』や『ララミー牧場』等で
番組は同じですが週によって主役が交代してましたね。ララミー牧場のジェスが巻き込まれた事件、別の回ではスリムの活躍…てな調子でね。


つまりはスケジュール調整、時間稼ぎかと思いますが

『逃亡者』と『宇宙家族ロビンソン』のシーズン単位の交代劇も同じ理由でしょう。
日本でもこれは取り入れられて
水戸黄門』と『大岡越前』に見られ、
完全毎週同一主役の『銭形平次』とは対象的でした。

だから
一週交替の番組もきっと同じ意味だったのでしょう。


そうそう、
「ライフルマン」 「拳銃無宿」 「アニーよ銃をとれ」 他々
有名タイトルでありながら30分番組が多いのも同じ理由が考えられます。

時間数で云えば隔週放送と同じ効果が得られますからね、、、。


そんなこんなで
これも時代の成せる技かと懐かしい思いでいます。

※※※
こんな回想してれば再放送希望熱も上がるばかりですが、
古い海外ドラマを放送する
「FOXクラシック名作ドラマ チャンネル」が今月末で放送終了する事に!!

この枯渇感はどうすればいいのでしょうか